今回はExcelで生年月日から60タイプの動物占いのキャラクターを計算する方法を紹介します。
動物占い(個性心理学)は、生年月日から12種類の動物に分類分けして、動物毎に性格を示したものです。
12の動物をさらに細かく分類分けしたのが60タイプの動物占いになります。
生年月日から性格を把握することでプライベートやビジネスの様々な場面で活用できます。
例えば、
- 恋人や結婚相手との人間関係の改善
- 家族の人間関係の改善
- 学校や職場などのコミュニティーの人間関係の改善
- 営業成績のアップ
動物占いのキャラクター毎の性格や活用方法の詳細は、ここでは解説しませんのでご興味があれば、ご自身で調べて見てください。(動物キャラナビ)
動物占いのタイプを調べる方法は、上記で紹介したサイトのように自動で計算するのが一番楽です。
しかし、計算方法が記載されていないのでExcelで計算する方法が分かりません。
しかし、動物占いの書籍では生年月日から表を活用して計算する方法が記載されていたりします。
書籍での算出方法を見ると複雑な計算をしているように見えますが、60タイプは下記の順番を繰り返しているだけです。
No. | キャラクター |
1 | 長距離ランナーのチータ |
2 | 社交家のたぬき |
3 | 落ち着きのない猿 |
4 | フットワークの軽い子守熊 |
5 | 面倒見のいい黒ひょう |
6 | 愛情あふれる虎 |
7 | 全力疾走するチータ |
8 | 磨き上げられたたぬき |
9 | 大きな志をもった猿 |
10 | 母性豊かな子守熊 |
11 | 正直なこじか |
12 | 人気者のゾウ |
13 | ネアカの狼 |
14 | 協調性のないひつじ |
15 | どっしりとした猿 |
16 | コアラのなかの子守熊 |
17 | 強い意志をもったこじか |
18 | デリケートなゾウ |
19 | 放浪の狼 |
20 | 物静かなひつじ |
21 | 落ち着きのあるペガサス |
22 | 強靭な翼をもつペガサス |
23 | 無邪気なひつじ |
24 | クリエイティブな狼 |
25 | 穏やかな狼 |
26 | 粘り強いひつじ |
27 | 波乱に満ちたペガサス |
28 | 優雅なペガサス |
29 | チャレンジ精神旺盛なひつじ |
30 | 順応性のある狼 |
31 | リーダーとなるゾウ |
32 | しっかり者のこじか |
33 | 活動的な子守熊 |
34 | 気分屋の猿 |
35 | 頼られると嬉しいひつじ |
36 | 好感のもたれる狼 |
37 | まっしぐらに突き進むゾウ |
38 | 華やかなこじか |
39 | 夢とロマンの子守熊 |
40 | 尽す猿 |
41 | 大器晩成のたぬき |
42 | 足腰の強いチータ |
43 | 動きまわる虎 |
44 | 情熱的な黒ひょう |
45 | サービス精神旺盛な子守熊 |
46 | 守りの猿 |
47 | 人間味あふれるたぬき |
48 | 品格のあるチータ |
49 | ゆったりとした悠然の虎 |
50 | 落ち込みの激しい黒ひょう |
51 | 我が道を行くライオン |
52 | 統率力のあるライオン |
53 | 感情豊かな黒ひょう |
54 | 楽天的な虎 |
55 | パワフルな虎 |
56 | 気どらない黒ひょう |
57 | 感情的なライオン |
58 | 傷つきやすいライオン |
59 | 束縛を嫌う黒ひょう |
60 | 慈悲深い虎 |
この繰返しの特性を利用すれば、Excelで簡単に計算することができます。
Excelで動物占いをする
キャラクターのテーブルを準備する
まずは、上記のNo.1~60までの表を準備しておきましょう。
表はテーブルにしておきましょう。
上記の表をコピーしてExcelにペーストすれば楽にテーブルが作れます。
生年月日からキャラクターNo.を算出する
キャラクターの算出にはExcelの日付のシリアル値を利用します。
Excelは「セルの書式設定」で日付と設定すると、入力した日付は文字列ではなく日付データとして認識してくれます。
日付はExcelの内部ではシリアル値という数値で管理されています。
シリアル値は「1900年1月1日」を「1」として、何日経過したかを示す数値です。
1~60を繰り返すためには下記のようにすればできます。
まずは、シリアル値を60で割ります。すると0~59を繰返すことができます。
これに1を足せば、1~60を繰返すことができます。
(シリアル値 % 60) +1 (%は余りを表しています)
単純にシリアル値を60で割った余りだと、動物占いの結果とずれています。
このずれを合わせるためには、シリアル値に8を足します。
キャラクターNo. =[(シリアル値 + 8) % 60] +1
これで、キャラクターNo.の計算ができました。
キャラクターNo.からキャラクターを抽出する
VLOOKUP関数を使ってキャラクターNo.からキャラクターを抽出するだけです。
余りを計算するには、「MOD関数」が使えます。第1引数を第2引数で割った値が返ります。
今回は、IF関数を使って生年月日が入力されていなければ空白になるようにしました。
VLOOKUP関数は以前に紹介したXMATCH関数を使って列番号をしていしています。
Excel VLOOKUP関数の列番号をXMATCH関数で簡単に指定するVLOOKUP関数以外でもXLOOKUP関数やINDEX関数を使っても同様のことができます。
動物占いの結果のデータベース化
今回はExcelを使って動物占いをやってみました。
下図のようにテーブルを使ってでデータベース化することもできます。
(D列に生年月日からキャラクターを算出する計算式が入っています。)